ケアマネージャーのなり方と難易度について

介護の現場で活躍しているケアマネージャーですが、ケアマネージャーとして働くためには資格を取得しなければなりません。

ここではケアマネージャーのなり方と難易度についてまとめています。

ケアマネジャーになりたいと思ったら何から始める?

介護関係の職業といえば様々な種類がありますが、ケアマネジャーという職業の名前を耳にしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?これから介護関係の仕事に就きたいという方の中には、ケアマネジャーになりたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。ケアマネジャーになるには、何から始めれば良いのか確認しておきましょう。

介護の仕事に就くためには、専門の資格を取得していることが条件になります。見習いやお手伝い程度の仕事であれば資格を持っていなくても就くことができますが、正社員として採用されるためには資格を取得することが先決です。介護関係の資格には、介護職員初任者研修から始まっていくつかの段階があります。

介護職員初任者研修は以前はホームヘルパー2級と呼ばれていた資格で、介護業界で働くために初めに取ることになります。そこから実務経験を積み、少しずつステップアップしていきます。最終的にケアマネジャーになりたい方は、介護業界で5年の実務経験を積み重ねなければなりません。

この資格は難易度が高く、簡単に合格することはできません。合格率も低いため、準備を万全に整えてから資格試験に臨みましょう。実務以外に、かなりの専門知識が必要です。

介護の専門職「ケアマネジャー」のなり方は?

ケアマネジャーは、介護の専門職で正式には「介護支援専門員」という名称です。介護h犬法で要支援・要介護の認定を受けた人からの相談に乗って、その人に合った最適なケアを受けられようにコーディネートやマネジメントを行うのが仕事です。

具体的な内容は、利用者と面談してケアプランを作成し、介護サービス提供業者や施設との調整を行うなどで、介護保険制度を熟知して医療・福祉に関するさまざまなサービスをよく理解していることが求められます。このため、ケアマネジャーには専門知識に加えて、実務経験も必要となります。

ケアマネジャーのなり方は、次のようになっています。ケアマネジャーの資格を得るためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格して、32時間以上の実務研修を修了し、レポートを提出する必要があります。試験を受けるためには、所定の法定資格等を所持している場合は5年以上、それ以外の場合には10年以上の実務経験が必要とされています。

介護支援専門員実務研修受講試験は、年に1回全国で行われます。全問五肢復択のマークシート方式で、介護支援分野、保健医療福祉サービス分野から出題されます。このように、ケアマネジャーのなり方には、資格取得までに実務経験と資格取得試験の2つのステップに分かれます。

ケアマネジャーの資格試験の難易度

ケアマネージャーの正式名称は介護支援専門員といい、高齢者や障害者から介護相談を受けたりケアプランの作成を行なうのが主な仕事です。また各介護サービスとの連絡調整や介護保険の給付請求業務も行なっています。

日本は高齢化社会が進み介護が必要になる人もそれにつれ増加しています。そのため介護相談にのったり介護サービスが適切に行なわれているかや利用者にあっているか、利用者や家族に何か問題はないかなどをチェックするケアマネジャーの仕事は大変重要な物と言えます。

ケアマネジャーになるための試験を受けるには医療・保健・福祉等の各種国家資格を持っている事と、5年以上で900日以上の実務経験があることが必要です。ケアマネジャーの試験は国家試験、公的試験の中では標準的なレベルの試験で、特に難易度が高いものではありませんが合格者の推移を見てみると年々合格率が下がっています。

ケアマネジャーの制度が始まった2004年当初の合格率は40%程度でしたが、現在では20%程度となっています。これはケアマネージャーの数が増えてきたため試験の難易度を意図的に上げているためと、制度が始まった当初に比べて受験者数が増えてきたことが原因です。

充分な準備をしないまま受験する人も増加しているのも合格率が下がっている要因の1つとなっています。

ケアマネジャー試験科目の免除が受けられる人

ケアマネジャー試験において、医療における資格たとえば医師であるとか看護師であるとか、取得している資格によっては一部試験項目の免除が受けられる場合があります。この免除の適用を受けようと思った時には、ケアマネジャー試験を申し込む際に、資格者証のコピーなどを添えて、試験申し込み窓口に申し出ることが必要になります。

現在の制度では、複数の資格を有する場合でもそれぞれ免除を受けられる場合があり、該当の資格があればその全てを申し出ておくことでそれだけ少ない科目でのケアマネジャー試験の受験が可能になっています。

受験時に回答しなければいけない項目が少なければそれだけ勉強しないといけないところが少なくて済みますので、受験者にとっては負担が少なくて済むというメリットが得られます。

また、受験までの限られた時間をより有効に使うことにつながり、仕事をしている人が大半でしょうから、仕事と勉強との両立という点でも負担は他の人に比べて少なくて済むことが挙げられます。

ケアマネジャー試験も年々難しくなっているとされ、しかも根拠となる法令である介護保険法も法改正が頻繁になされるものですから、学ぶべきことが基本的に多い試験です。効率的な勉強が求められます。

ケアマネジャーのやりがいは利用者の笑顔

ケアマネジャーのやりがいは、利用者の方の笑顔です。理由としては、絶えず介護サービスを利用する方はいらっしゃり、ひとりひとり違った個性を持つ利用者の方の希望を満たすことに終わりはないからです。利用者の状態は絶えず変化していきます。

昨日まで元気だった方が、翌日には骨折をしたり病気になって緊急入院することも少なくありません。その時々でケアマネジャーは、本人や家族の話に耳を傾け、今後どのように生活していきたいか希望を伺い、場合によっては施設を紹介するなど提案をしていくことが求められます。

また、もし今後も家で生活していきたいのであれば、生活しやすいように生活環境を整えるために奔走しなくてはならないのです。介護は、利用者にとって初めてのことばかりという方が大半です。市町村に相談しても、市町村は中立な立場を常に保ち続けなくてはならないため、具体的に施設を紹介したり本人の状態を把握し提案をしてもらうことはできません。

ケアマネジャーを要支援者は住んでいる地域の包括支援センターへ、要介護者は居宅介護支援事業所の中から探して相談することで、利用者はどのように今後介護と向き合っていくのかを考えるのです。ケアマネジャーにとって、不安を持つ利用者に耳を傾けて、そのことを喜んでもらえた時が仕事のやりがいを感じる瞬間になるのです。

ケアマネジャーの業務はケアプランの作成が主です

ケアマネジャーの主たる業務は、ケアプランの作成です。このケアプランを要介護者等にとって適切な介護が提供できるように、本人の状態や家族の介護、その他必要な介護保険制度以外のサービス利用なども勘案して、適切なものを作成していくことこそが一番の業務となっています。

このケアマネジャーが作成するケアプランが本人や家族の状況から外れたようないい加減なものの場合には、本当に必要な介護が提供されないだけではなく、要介護度が悪化するなどの悪影響も懸念されるところですので、ケアマネジャーの能力次第で、介護が必要な人にとって適切なサービスが受けられるかどうかということに関わってきます。

また、本人や家族にとっての心配事となりうる金銭面の管理も重要です。要介護度に応じて利用できる介護保険は決まってきます。月額で決定されていますので、その要介護度に応じた月額限度額を超えてしまう利用に関しては、本人の自己負担になってしまいます。

通常は1割または2割の負担で済むものが、サービス利用をし過ぎたがために高額な自己負担が発生して、介護者本人やその家族にとって重い負担にならないように、理解を求めることも重要な仕事の一つです。