ケアマネの試験はどんな問題が出る?

介護現場で活躍するケアマネの資格を取得するためには、資格の取得試験に合格しなければなりません。

ここではケアマネの資格試験日や試験問題、勉強法などについて詳しくまとめています。

ケアマネ試験の概要について

ケアマネ試験を受けるためには受験資格を満たす必要があります。必要となる項目は主に二つです。一つ目は規定の国家資格等を持っており、5年以上の実務経験があるということ、二つ目は国家資格はなくても介護や相談援助業務で通算5年または10年以上の実務経験があることとなっています。

受験する人が多い資格としては看護師や医師、介護福祉士、社会福祉士の資格を持っている人が受験することが多いです。ケアマネの試験に申請すると受験資格を満たしているかどうかの審査が行われます。審査に通ることが出来ればテストを受ける資格を得ることが出来ます。

テストの内容はマーク式であり、5つの中から正解を選択する方式になっています。論文や実務のテストは行われないのが特徴です。そのため、受験資格さえクリアすればチャレンジしやすい資格ということが出来ます。

ケアマネの試験は年に1回、10月に行われます。会場は勤務先のある都道府県となります。出題分野は介護資源分野と保健医療サービス分野の基礎と総合、福祉サービス分野からなり合計で60問あります。合格ラインはすべての分野で6割から7割の得点を取得することが必要であり、問題の難易度によって毎年補正が行われます。

ケアマネジャー試験の試験日

ケアマネジャーは、ケアプランの作成など、介護保険制度のなかでも重要な役割を果たす職種ですので、毎年1回、都道府県ごとにケアマネジャー試験が行われ、この試験に合格して、さらに所定の研修を受けることで、必要な知識と技術を有していることが認められます。

このケアマネジャー試験の試験日については、毎年3月上旬ごろに、各都道府県の所管部署のホームページなどで解禁となりますが、都道府県によって情報の発表に遅れがみられることもあるため、他の都道府県のホームページなども参考にするとよいでしょう。

その後、6月から都道府県庁や社会福祉協議会事務局などの公共機関で受験要項の配布が行われます。これも都道府県によってかなり開きがありますが、要項の中では6月から8月ごろに受験申込期間が設定されていますので、忘れずに申込みをします。

試験日は毎年10月中旬から下旬の日曜日、午前10時開始というのが例年の日程となっており、その後の合格発表については、12月上旬の午後10時からで、都道府県によっては時刻がずれる場合があります。

ケアマネジャー試験にめでたく合格した場合は、介護支援専門員実務研修の案内が届きますので、早ければ年明けのころから研修がはじまります。

ケアマネーの試験問題には免除科目がある

ケアマネになるには医師等、薬剤師等、福祉士等、または所定の福祉施設に5年以上業務に従事するか老人施設などで10年以上介護業務に従事した後に都道府県が実施する試験に合格しなければなりません。試験問題は多岐に渡ります。

ケアマネの試験科目は、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野に分かれ、保健医療福祉サービス分野の中でも保健医療サービス分野の知識等の基礎と総合、福祉サービス分野の知識等の3つに分かれ、合計4分野に分けることが出来ます。

試験問題は、介護支援分野が25問、保健医療サービス分野の知識等の基礎が15問と総合が5問、福祉サービス分野の知識等15問の合計60問になります。しかし、これは自身が所有している資格によって免除科目というものがあります。

医師等は保健医療サービス分野の知識等の基礎と総合が免除されるので合計40問。薬剤師等は保健医療サービス分野の知識等の基礎が免除されるので合計45問。福祉士等は福祉サービス分野の知識等が免除されるので合計45問。医師等と福祉士等を併せ持つ場合は保健医療福祉サービス分野が免除されるので合計25問。

薬剤師等と福祉士等を併せ持つ場合は保健医療サービス分野の知識等の基礎と福祉サービス分野の知識等が免除されるので合計30問になります。そして、資格非所有者の場合は全60問となります。ですので、資格保有者は勉強する内容が減り、負担は減ります。

ただし、試験時間は1問あたり2分で計算されており、設問数が少ない分試験時間も短縮されているので、ケアマネ試験自体は速やかに回答しなければなりません。

ケアマネ試験に合格するための勉強法

将来的に需要が高い職業ですから、早めにケアマネの資格を取り業務に慣れておくことが大切です。資格試験は年々難易度が増していますが、独学でも合格できる試験ですから勉強法に工夫が必要です。

勉強法は他の国家資格と同じように反復して学ぶことがポイントになってきます。国家資格は過去問を中心に出題されますので、類似問題については確実に回答できるようにすることが大切です。特に多忙なのがケアマネの特徴ですから、仕事をしながら勉強の時間を確保することがポイントになります。

ケアマネには通信講座もありますし資格取得のための講座も多数開催されていますので、積極的に利用することが大切です。効率よく勉強していくには使用するテキストに拘る必要がありますが、そのためには通信講座やスクールのテキストが効果的です。

試験に合格することを目的にしているのがスクールや通信講座ですから、経験とノウハウの詰まったテキストが使用されています。テキストの良さによって勉強の効率が変わりますので、良いテキストを入手するために通信講座やスクールは欠かせないものとなります。ケアマネの試験は範囲が広いことも特徴ですが、医療系の人は分野外となる福祉分野に力を入れるなどの工夫が必要です。

ケアマネ試験では一部免除が受けられる場合がある

ケアマネ試験には、試験を受けるために前提となる実務経験などのチェックが必ずされます。その実務経験などの証明が必要なためです。実務経験はただ単にあればいいというものではなく、福祉や医療といった関係する仕事をどの程度していたのかを証明してもらわなければいけません。

この前提条件の証明とは別に、医療や介護職として働いていた場合には、一部ケアマネ試験において免除が受けられるものが存在します。たとえば医師がこのケアマネ試験を受ける際には、医療に関する項目が免除となるといったものが該当します。

こうした免除を受けるためには、その国家資格などの資格者証が必要だったりしますので、写しを試験申し込み書に添付して受付窓口においてその内容の確認を受けることが必要です。他に不備がないかどうかのチェックも行われるために、原則として窓口に赴いて申し込みをする形になります。

すべての科目で免除されることはまずあり得ませんが、それでも受験者からすれば一部でも勉強をしないで済めばそれに越したことはありませんので、受験要項などの確認をしっかりと行い、関係する資格を有している場合などにおいては適切に申し込むように心がけることが重要となってきます。