ホームヘルパーで正社員になる為に

医療や介護の現場にはたくさんの仕事がありますが、派遣やアルバイトで働いている人も非常に多いです。

その中で、ホームヘルパーとして正社員になる為には何をするべきなのかについてまとめています。

ホームヘルパーで正社員を目指すには

ホームヘルパーは講習を受けると資格を取得できますので比較的始めやすい仕事だと言えますが、その分高収入を目指すには難しさもあります。雇用形態の多くは非正規雇用としてアルバイトやパートが多いのが現状です。

正社員として勤務するのは難しいと言えますが、新しい施設を狙って転職をすれば正社員として採用されやすい場合があります。ホームヘルパーの多くは時給制で働いていますので、正社員になっても高収入は期待できない現状があります。

ホームヘルパーの平均的な年収は300万円程度となっているため、肉体労働が多い割には収入が良いとはいえない状況となります。正社員を目指すよりも非正規雇用で訪問介護を中心とした働き方も良い方法だと言えます。

ホームヘルパーは資格を取得すると待遇面で改善されることがありますので、積極的に資格取得を目指すことが大切です。すぐに待遇面が改善されるとは言い切れませんが、資格があると無いとでは大きな差があります。

福祉や介護の業界では人材不足が続いていますが、今後もさらに人材不足は深刻化していきますので、資格があれば転職することも可能ですから、積極的に取得を目指すことが大切です。時給制よりも固定給となる正社員の方が安定して働くことが可能です。

ホームヘルパーの登録のメリットとデメリット

ホームヘルパーという職種の働き方はさまざまです。その中の一つに登録という方法があります。このシステムを導入している会社は非常に多く存在します。人件費を抑える事にも効果を示しています。

登録というシステムにはメリットがあります。登録する側は自由な時間で働ける事です。子供が小さい、家事が忙しいなどのさまざまな理由で仕事に就くことが困難であっても、ホームヘルパーなら自由に自分の時間を調整する事が可能になります。

この曜日は午前中だけ、この曜日は夕方だけ、とスケジュールを立てられます。デメリットは仕事が選べない事です。登録は仕事の依頼があれば行うことができます。つまり、仕事の依頼がなければ給与は発生せず、時間をもてあましてしまう事になります。

いつ依頼が来るかもわからない状態になってしまい、時だけが過ぎていく場合もあります。ホームヘルパーの仕事は、身体介護もありやりがいのある仕事です。依頼する側も、スキルを見て判断する事もあります。そのため、一度ホームヘルパーの経験がある人の方が依頼が多く入る可能性もあります。

登録であってもホームヘルパーとしての責任は常勤の人達と同じ様に圧し掛かってきます。日頃から自分のスキルを高めておく必要があるといえるでしょう。

訪問介護のホームヘルパーは登録制が多いです

介護保険制度に定める訪問介護事業所では、常勤でヘルパーを雇用しているケースは少ないのが現実です。常勤で配置しなければならないとされる管理者やサービス提供責任者などの一部を除いて、他のホームヘルパーは大抵が登録制のいわゆる登録ヘルパーが主流です。

なぜこうした登録制のホームヘルパーばかりなのかですが、まずはこのヘルパーに関しては常勤で雇用しなければならないルールが全くないので、人数の頭数がいて常勤換算方法で2.5人以上いれば事業が成り立つために、ホームヘルパーを一人一人雇う必要がないということが挙げられます。

また、このホームヘルパーは仕事があるときは介護の利用者のもとへ赴いてサービス提供をすればいいわけですが、仕事がないときにはその時間も給料として支払うことを避けたいのが事業所の本音です。つまり、必要な時だけサービス提供をしてもらえばよいので、その時だけ身動き可能な人に仕事に行ってもらうわけです。

雇用される側も必要な時だけ呼ばれて仕事に行けばよく、他の仕事と掛け持ちでできるこうした仕事に就いておくことで、収入を補うということにつながっているというわけです。雇用者側も従業員側にとっても双方にメリットがあると言えるでしょう。

ホームヘルパーの年齢制限について

現在、法律の改正に伴いホームヘルパーという資格は無くなりました。ここではわかり易くホームヘルパー2級とよびますが、実際には2013年4月よりホームヘルパー2級資格は介護職員初任者研修と呼ばれています。

旧資格時点では、居住する各地方自治体や専門学校、通信教育等の養成研修機関が主催する講座を受講し、130時間の講義(一部実習等を含む)を受けることでその資格を取得することは可能でした。

しかし、現在は130時間の講義、実習のほか、最終的に約1時間の修了試験を受けることで、資格を取得することが出来ると変更されました。現在日本では高齢化が非常に進み、国民の4人に1人が65歳以上の高齢者と呼ばれていますが、このような中で、ホームヘルパーのような介護従事者は更に必要となってくるでしょう。

なお、このホームヘルパーの試験については、地区に年齢制限が定められてる訳ではありません。ただ、介護内容によっては、いわゆる重労働であることも否めず、一部講義や講座を行う養成研修機関が年齢制限を定めていることも少なくはありません。

ホームヘルパーのような介護職員は、確実に人の為になる仕事であり、やりがいも十分にあると言えるでしょう。まずは研修を受ける前に専門機関への問合せや細かい確認をお薦め致します。

ホームヘルパーでの大変な任務

ホームヘルパーはケアマネジャーが作成した「ケアプラン」に基づき、介護が必要な患者さんの生活支援を行うのが仕事です。

要介護認定の度合いによって、「すべての行動において介助が必要」と指示されている場合もあれば、「出来る事は時間がかかっても自分でやらせ、難しい部分だけを手伝うように書かれている事もあります。

ホームヘルパーの勤務で大変なのは肉体労働である事です。高齢者を支援する場合、痩せた方でも40kg以上の体重はありますから、特に入浴の場合はかなりの力が必要になり、体力には自信がある方でも腰痛などの体の不具合を起こす事があります。

さらに家族が仕事などでいない場合は食事の支度もしなければならず、その間の患者さんの見守りも結構大変です。患者さんには色々な性格の方がいて、どのように接したらいいか分からないというホームヘルパーは意外に多いです。

話好きな方も多いので、世間話の場合はきちんと聞き会話をしても構いませんが、家族の事などはプライバシーにかかわりますし、トラブルの原因にもなりますので、あまり関わらない方が良い場合もあります。差し障りのない範囲で話を聞き、患者さんに「きちんと聞いてますよ」というのをアピールするのは意外と難しいものです。

ホームヘルパーは結構大変なことも多い

ホームヘルパーの仕事で大変なことは二つあります。一つ目は収入の不安定さ、もう一つは仕事自体の大変さです。ホームヘルパーは要するに派遣社員みたいなものなので、仕事はあるときとないときがあり、しかも仕事の内容が派遣先によってぜんぜん違うという不安定さがあるのです。

まず収入の不安定さですが、これは利用者がいつも介護サービスを利用するとは限らないからです。例えば利用者が入院して次の仕事が入らなければ、その間は給料が入りません。また、急にキャンセルが入ることもよくあります。このようにホームヘルパーの収入は、基本的に利用者の都合で左右されるのです。

もう一つ大変なこととして、仕事が訪問家庭によってまったく違うことと、利用者との人間関係があります。介護の必要度というのは利用者によってばらばらなので、非常に楽な仕事もあれば、3Kとしか言いようがないようなきつい仕事もあります。

しかもその大変さは給料に反映されるとは限らず、どの家庭に送られるかは運次第のようなところがあるのです。さらに人によっては作業内容それ自体よりきついのが、利用者との人間関係です。

横暴な性格の利用者もときどきいますし、そうでなくても利用者との性格の相性が悪いと結構悲惨です。人間相手の仕事だとこういう大変さもあるのです。

ホームヘルパーは楽しい仕事でもあります

どうしてもホームヘルパーはきついとか大変など悪いイメージがありますが、その中でもやりがいがあり楽しく仕事ができます。ではどのあたりが楽しいのでしょうか。

ホームヘルパーは人と接する仕事のため、同じ仕事はありません。毎日状況や体調を把握してやり方などを変えたりしながらおこないます。だから、仕事が単調ではなくやりがいもあり、仕事自体があっと言う間に終わる感じです。お客様は高齢者が多い為、色んなためになる話をしてくれます。

なかには、ギャグを言ったり冗談を言ったりする人もいて楽しく仕事ができます。スタッフにも話を振ったりして、アドバイスをくれるときもあり頼もしいです。行事などでは、お客様を楽しませるため、色んな格好をしたりメイクをして踊ったりなどとても楽しいです。

そして、なんと言ってもこの仕事は人から感謝されます。どんなに苦しくても、どんなに大変でもお客様の笑顔と「ありがとう」や「また来たい」「楽しかったよ」と言う言葉が聞けるとホームヘルパーとしてこの仕事をやってよかった、ほんとに楽しいと思える瞬間です。

この仕事は、人として大変大きく成長できる仕事です。人生の大先輩の話が聞ける、相手の話を聞く大切さ、相手を思いやる事の大事さを学べます。