ホームヘルパーになるために知っておこう!級制度・資格試験・講座について

ホームヘルパーになる為に資格の取得を目指す人も多いですが、その為には講座に通って試験に合格する必要があります。

ここではホームヘルパーの級制度と資格試験と講座内容についてまとめています。

ホームヘルパーの級制度について

超高齢化社会と呼ばれ、日本全体の人口に対して65歳以上の占める割合は年々増加傾向にあります。

そのような中で、介護事業者の存在意義は非常に高く、特に利用者(要介護者)の介護業務に従事するホームヘルパーと呼ばれる方々の活躍はめざましいものがあります。

法改正をして「ホームヘルパー」という名称は廃止

現在、厳密に言えばホームヘルパーと言う職業は存在しません。前述のように高齢化社会が進む中で、介護業界における法整備がやや遅れをとったことは否めず、その抜本的な改革を目的として、管轄省庁である厚生労働省が法改正を進めました。

ホームヘルパーは国家資格ではない

ホームヘルパーとしての資格は、社会福祉士や介護福祉士などの法律の定めによる国家資格ではないため、原則として試験制度はとられておらず、都道府県やその指定を受けた社会福祉協議会などの福祉関連の機関が実施する「介護職員初任者研修」を受講することによって取得することが可能です。

ホームヘルパー1級の2級の違いとは

その中で、ホームヘルパー1級は「介護職員基礎研修と共に介護職員実務者研修」に一本化され、ホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」となりました。

この級による違いといえば、資格取得試験の難易度等と言えるでしょうか。いずれの資格としても年齢制限や学歴等は関係ありません。

介護職員基礎研修(ホームヘルパー1級)

介護職員基礎研修はより高い資格取得への道筋としての意味合いも深いことから、6か月程度の講習が必要であるほか、介護従事者としての一定の実務経験も求められています。

介護職員初任者研修の資格を取得すると、介護福祉士試験で実技試験が免除されることや、サービス提供責任者と呼ばれる資格も得ることが出来るのです。サービス提供責任者の主な業務は、同じく介護業務に従事するケアマネジャー等との連絡、調整業務などを行い、訪問介護計画の作成やホームヘルパーの指導や育成なども行います。

また、ホームヘルパーとしてだけではなく、デイサービスセンターや介護付き有料老人ホームなどの職員としても働くことが出来ますので、就職先は多いと言うことが出来、安定した仕事に就きたい方にはおすすめの資格となります。

この資格については、介護の現場において、医療施設等との連携を行う上で必要不可欠の存在であることから、就職活動や給与アップなどの面で有利になります。

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)

以前は、在宅介護を中心とした内容と講座を受ければ誰でも資格を取得出来ましたが、改正されてからは在宅と施設のどちらにも対応出来る現在の介護現場に合ったカリキュラムに変更され、安易にホームヘルパーを増やさないようにと質の高い介護を求めて、修了試験に合格することが資格取得の条件となりました。

また、最短で1ヶ月程度の期間で資格を取得することが可能な資格なので、まずは介護職員初任者研修の資格取得から始めてみるのがよいでしょう。

資格を取得するための費用や時間はどのくらい?

資格を取得するには、スクール受講するのが一般的です。無料体験などがあるところもありますが、費用は大体5万円~13万円程度でしょう。

介護職員初任者研修の場合は最短1ヶ月で取得が可能

期間は3~4ヶ月が目安になりますが、短期コースで最短1ヶ月のところもあるようです。土日コースや夜間コースなどの自分のスタイルに合わせて受講出来るものもあります。インターネットなどで情報を比較して自分に合っている所を見つけるのがおすすめです。

この「介護職員初任者研修」では、在宅・施設の区別なく、介護職として働くための基本となる知識や技術を学ぶことに主眼が置かれており、研修時間のトータルとしては130時間に及びます。

130時間の内、90時間は実技に時間を割いている

その内訳としては、講義時間が40時間、実技スクーリングが90時間となっており、ホームヘルパーの現場での仕事を意識して、実技にかなりの時間数を割いているのが特徴となっています。

ホームヘルパーになるための実技研修ついて

ホームヘルパーは訪問介護員とも呼ばれており、その仕事は一般的に、サービスを受ける方々の自宅へ訪問し、食事や排せつ、入浴などの介助(身体介護・生活援助)を通じて利用者の生活を支えるというものになります。

通信講座の場合も実技研修は必須

介護職員初任者研修は自治体からの指定を受けた研修指定業者が開講しており、通信講座と研修を組み合わせたものや、スクールに通うものなどがあります。通信講座でも資格は取得出来ますが、実技研修には通う必要があります。

定期的にスクールに通えない方は通信講座がおすすめ

基本的にはテキストを見ながら課題を進めて自分のペースで進めることが出来ます。定期的にスクールに通えない方は、通信講座も良いでしょう。数回、面接を行って指導してくれる講座もあります。

ホームヘルパーに向いてる人はどんな人?

介護のお仕事は今の世の中、大変人気の高いものとなっています。中でも、ホームヘルパーというのはお年寄りのお世話をするのが好きな方が、主に働いていると思いますが、中には気難しい方もいらっしゃいますので、そのような方の対応もしないといけない所もあるので、とても大変なお仕事です。

ホームヘルパー講習を受けながら、色々な事を勉強しておくのも、お年寄りの対応方法も分かってくるので、定期的に講習を受けておくのも、自分のためになるのでいいかも知れません。

人の役に立ちたい!という気持ちが大事

ホームヘルパーになってお年寄りに喜んでもらえたら、本当にやりがいのある仕事なのだなと思えることでしょう。お世話をしてもらったら、喜んでましたのでこのようなお仕事をしている人は、本当に凄いなと感心します。

このようなお仕事は、お世話好きな人や話が得意とする人でないと、あまり向いていないのではないかと思いましたが、そうでない人も人の役に立つ仕事をしたい!という人であれば、どんな人でも働くことが出来るのです。

ホームヘルパーの活躍の場はどんどん広がっています

いずれにせよ、一定の講習や医師、看護師等の指示が必要とはいえ、過去には緊急時にしか行えなかった痰吸引などの特殊業務も、ホームヘルパーとしての資格を持つことで行えるようになったので、ホームヘルパーの活躍できる場がどんどん広がっているのも事実です。

全国や都道府県ごとのホームヘルパーの協会組織

ホームヘルパーは全国各地で介護が必要な高齢者や障害者のために活動をしていますが、福祉に求められる技術や知識は複雑高度化しているため、有資格者どうしで横の連携をとりながら、研鑽に努める機会をもつことも大切となります。

このため、各都道府県にはホームヘルパー協会または協議会、介護事業連絡協議会などの組織が設立され、市町村や訪問介護事業所のホームヘルパー自身などが主たる構成員となっています。

協会組織の種類・活動内容とは

こうした都道府県ごとの協議会などの組織をさらに全国規模で束ねる組織として、全国ホームヘルパー協議会、日本ホームヘルパー協会などもあります。これらの組織は、それぞれが規約にもとづき、事業に関する調査・研究や研修などを通じた実践活動、待遇改善の要望活動などを行っています。

更にスキルアップを目指す方は利用してみましょう

また、例年の介護保険制度の改正内容や、ホームヘルパーとしての体験にもとづく介護技術の改善点などを機関紙を通じて広く全国に知らせるなどの活動も行っていますので、スキルアップを目指す全国の有資格者のために役立っています。

会費については、個人で事務局に納付するもののほか、会員数に応じて事業所単位で納付する事業所会費の制度がとられている場合があります。