ホームヘルパーとはどんな仕事なのか

日本の高齢化社会が止まらず、介護の現場では人員不足が常に叫ばれています。

そんな中で人気も高く需要もあるホームヘルパーとはどんな仕事なのかについてまとめています。

ホームヘルパーとはどんな人か

高齢化社会や核家族化などにともない、ホームヘルパーと呼ばれる人の需要が高まっています。ホームヘルパーとは、体が不自由で日常生活を営むにあたって手助けが必要な高齢者などの自宅を訪問して、 高齢者などの体の介護や家事サービスを提供する人のことです。

介護については、衣類の着脱や食事、排せつや入浴、さらに通院などの介護です。家事サービスに関しては、衣類の洗濯や補修、調理や掃除・整理整頓、それから買い物を引き受けたり、連絡を取ったり、色々な相談に乗ったりします。

連絡については、主治医や保健士、関係機関や市区町村などとの連絡です。相談に関しては介護などに関する相談です。

こう言ったホームヘルパーとは、昔、老人家庭奉仕員と呼ばれる人でした。昭和30年代から、老人家庭奉仕員の法制化はされていました。そして、平成に入ってから、ホームヘルパーと呼ばれるようになりました。

今日、ホームヘルパーが携わるホームヘルプサービスは、デイサービス、ショートステイとともに、在宅福祉の2本柱となりました。なおホームヘルパーになるにあたり、必要な資格はありません。
所定の時間の講習を受けて、実習を行えばこの仕事に就くことができます。

ホームヘルパーの正式名称について

平成25年4月1日に介護保険法施行規則という法律が新たに設けられました。それまでは、ホームヘルパー1・2級のほか介護職員基礎研修等の様々な資格がありましたが、各々の資格は介護業界において連動性が無かったことから、さらなる上位資格の取得や必要性のある知識取得重複など様々な問題点が指摘されてきました。

このため、研修制度の改定などを行い、段階的に知識や介護技術を目的とするシステムを設け、同年同日からホームヘルパー2級の正式名称は「介護職員初任者研修」と呼ばれる名称に変更されたのです。

また、同様の目的により介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級と呼ばれていた資格は正式名称「介護職員実務者研修」と呼ばれる資格に一本化されました。このことにより、確実に進む高齢化社会の中で、更なる利用者(要介護者)及び家族等からのあらゆるニーズに対応し、サービスが向上していくことが期待されています。

なお、同資格は介護系資格の有無や実務経験に関わらず、どのような方でも受講が可能となっています。特に介護職員基礎研修・ホームヘルパー1級を既に取得されている方については、過去の経験や知識等か短時間で取得できるので、「介護職員実務者研修」への資格移行をお勧めします。

ホームヘルパーとは何か、その意味とは

ホームヘルパー(訪問介護員)には、介護を必要とする高齢者、一人暮らしの高齢者、身体障害者や知的障害者の家庭を訪問し、身のまわりの介護や家事の援助などを行う人、という意味があります。
ヘルパーの仕事は大きく2種類に分けられます。

ひとつは、利用者の食事、歩行、排泄、入浴の補助、体位交換や清拭、オムツの交換など、直接利用者の身体に触れるサービスである「身体介護」です。もうひとつは、掃除、選択、調理、買い物といった日常生活に必要な家事を援助するサービスを提供する「生活援助」です。

また、ホームヘルパーは看護師や保健師などとチームを組んで訪問し、簡単なリハビリ、マッサージを行うこともあります。この他にも、利用者の家族からのさまざまな相談に応じたり、介護技術の理解と知識を家族に伝えることも大きな意味のある仕事となっています。

そしてホームヘルパーには、一級、二級、三級の資格があります。基礎的な内容の三級から、徐々にその専門性が高くなっていきます。それぞれ「介護職員養成研修」という講座を受講した人には厚生労働省の規定に従ったカリキュラムを修了したことを証明する修了証書を受け取ることができます。

これは国家資格ではありませんが、ホームヘルプサービスを利用する人や利用者に関わる仕事について、一定の基礎知識や介護・福祉に対する理念、そして基礎的な技術を身につけることができる資格でもあるため、取得していたほうが良いでしょう。

ホームヘルパーの必要性は今後も増加します

ホームヘルパーとは利用者の自宅に行き、日常生活の手助けや介護をする事が主なお仕事です。依頼者は介護が必要な本人から直接であったり、介護をする家族からの依頼もあります。

今の日本は高齢者が増え続けています。その為、老人ホームや介護施設の建設も増えて来ていますが、施設がいっぱいで入居待ちをしている方もいらっしゃいます。施設に入居出来ない場合には自宅で生活をするしかありませんので、その様な場合にホームヘルパーの存在はとても有難いものです。

基本的な事は自分で出来る方でも、自分一人でやるには難しい事もありますし、家族で介護をしている場合でも他の人の力が必要となる事もあります。その様な時に専門知識を持ったホームヘルパーの方が来て手伝ってくれるのはとても心強く頼りになる存在です。必要な部分だけをお願い出来るので施設に預けるよりも費用的な面でも安く済むというメリットもあります。

ホームヘルパーの必要性は施設不足が解消されるまで今後も増え続けていくと考えられます。また必要性が高まるほど、ホームヘルパーが人員不足になってくる事も考えられますが、最近ではパートタイムで働ける職種として人気のある仕事になってきています。

ホームヘルパーの存在意義について

ホームヘルパーという資格が廃止され、介護職員初任者研修という資格になりました。高齢化社会となり、介護福祉施設が増えた為に介護職員は人手不足で、現在勤めている介護職員は過酷な労働条件の中で働いています。今後、ますますホームヘルパーという介護従事者は必要不可欠な人材で、その存在意義は高くなっています。

ホームヘルパー・介護福祉士の仕事内容は人間が生きていく上での必要な生活支援を中心に、生活介護として家事全般を行ったり、身体介護として移動をサポートしたり体位変換をしたり、利用者が快適に生活をするようにサポートすることです。それがホームヘルパーの存在意義です。

中には、介護職は底辺な職業だと言う人もいます。でも、誰もが歳を取ります。なりたくてそうなるわけではありません。当たり前の日常生活が自分の思うように送れなくなってしまうから、利用者の主体性を尊重して、当たり前の暮らしを継続していけるようにするのが介護従事者の仕事です。

そうして高齢者を支えていく家族と共に身近な支援者となるんです。より専門性の高い介護現場を目指すべく、介護職員初任者研修では以前より力を入れて、新たな人材を育成していくようになっているそうです。