介護福祉士が抱える問題と待遇について

介護の現場というのは常に忙しいので、やはり問題が頻発します。それ程激務である介護福祉士ですが、待遇もそれほど良くないという問題があります。ここでは介護福祉士の抱える問題と待遇についてまとめています。

問題解決は介護福祉士のチームワーク

問題は仕事の現場で発生しますし、一人で抱え込むと解決に時間がかかりますから、介護福祉士の仕事で発生する問題に対しても、チームワークで解決する環境作りが大切です。介護福祉士の間でコミュニケーションが行われる事により、状況の変化や把握が行い易くなりますし、問題が発生した場合の発見も早くなりますから、協力して状況の改善に努める事が出来ます。

現場によって負担が大きい介護福祉士は、精神的な重みを感じる機会がありますし、問題が広範囲に広がり個人的な解決では難しい事もありますから、チームの役割と責任を明確にする事により、協力の姿勢と介護福祉士の責任ある役割を果たす事が可能です。困難な状況は新しい発想が生まれますし、考え方を変える事で問題の解決は簡単になりますから、介護福祉士に限らず柔軟な思考が行えるシステムは必要なので、総合的に活躍出来るチームワークが必要です。

介護福祉士は一定の役割がありますが、場合によっては必要以上の関わりが求められるので、出来る範囲で状況に関与する必要がありますし、他のメンバーから要請される事でチームの一員として活躍する事もあります。

トラブルは規模によって担当が違いますし、小さな場合は個人の能力で解決されますが、対処出来る能力と規模を知る事が大切なので、早めに判断を行い状況によりチームで解決します。

介護福祉士の勤務が大変な時の対策

介護福祉士の仕事が大変だと感じることがあるときには、勤務する時間についても考えてみるとよいでしょう。勤務する時間が夜間の場合、体力的な負担も大きくなってしまいます。夜間の勤務では、昼夜逆転になってしまい体のバランスを崩す原因となるのです。

夜間勤務に慣れている方は大丈夫なものの、昼の勤務に慣れている方は、昼間の仕事を行ってみるとよいでしょう。日勤の仕事では、体に対して負担をかける心配がありません。昼間の勤務であれば、体力的な不安がある方でも働いていくことができますし、長期間の勤務にも耐えられるようになってくるのです。

介護福祉士でも、時間を選んでいくことで大変さを感じずに勤務することができるでしょう。日勤の仕事を見つけたいときには、働きたい介護施設の面接の際に、希望を明確に伝えておく必要があります。希望について伝えておかないと、夜勤や交代勤務を強いられてしまう可能性があり、体力面での負担も大きく出てしまいます。

介護福祉士として、体力の心配なく働きたいという希望を持った時には、面接を受けるときに日勤のみで勤務していくことができるのか確認し、この条件を守ってくれる介護施設で勤務してみるとよいでしょう。

介護福祉士の待遇改善が直近の課題

今の時代はかなりの高齢化社会となっていますから、介護福祉士の総数の不足がかなり深刻になっています。しかも、それは将来にわたって続きそうな状況です。この状況を変えるにはすぐにも介護福祉士の待遇を改善する必要があります。今の介護福祉士の待遇は報酬が少ないといったこともありますし、世間からそれほど認知されていないといったこともあります。

報酬が少ない理由としては、介護の対象はお金をそれほどもっていない高齢者の方なので、高い報酬を設定できないこと、そして自治体の援助もほとんどないといったことがあります。認知されていないというところでは、若者が集まりにくいといったことになっています。

社会全体がもっとこの介護福祉士の仕事の価値を認めればもっと人も集まりやすくなるかもしれません。介護福祉士の待遇改善は直近でやらねければならない大きな課題となってきていますから、この仕事の報酬を上げていくとともに、この仕事の価値を認めるという雰囲気を作っていく必要があります。

社会にとって必要な仕事ですから、その待遇改善は再優勢んでやらなければならないといってもいいかもしれません。そうしないと、この問題は解決する方向に動いていきません。

介護福祉士の待遇改善が直近の課題

今は介護福祉士の数が絶対的に不足をしているといったことが言われていますので、この状態を改善していくためには、介護福祉士の待遇を改善する必要があります。まずは報酬を増やしていくといったことが直近の課題といっていいでしょう。

ただ、これが出来ないから今の状況になっているのですが、これがなぜできないのかというと、介護福祉士の仕事は介護ですから、そこから利益が出てくるわけではありません。サービスの対象が高齢者で多くの人が年金生活をしている方ですから、そこから多くの報酬を得るといったことは難しいでしょう。

となると自治体の援助といったことが期待されるのですが、今の自治体はどこも財政難で四苦八苦していますから、介護福祉士の報酬を援助するようなことが出来るところはほとんどありません。結果として介護福祉士の待遇はそれほどいいものになっていかないということになっているのです。

これを改善するためには、景気をよくしてみんなの収入が増えるようにすることと、介護の仕事の価値が見直されるようになり、介護福祉士が誇りをもって仕事をすることができる環境を整えていくことが必要です。この仕事は人に喜んでもらえる価値のある仕事なのですから。

介護福祉士になる人は次第に難しくなる

介護の必要性はこれからますます高まっていくものと思われます。皆さんがご周知のごとく、ますます高齢化していく日本の人口構造において、介護の重要性は高まるばかりです。そのような状況下、介護については一層、身近な問題として浮上しているのも最近では叫ばれています。

介護の仕事はきつい、低い、きたないと言われて久しくなっています。介護される方から見ても、やはり、される方の自尊心は避けることはできません。まして、高齢の方ならなおさらです。本当なら、介護なんてしてもらいたくないかもしれません。介護される気持ちを汲み取ることも必要です。ただ、そうは言っても、なかなか日々忙しい介護職の皆様にとっては、そういうことをひとつひとつ聞いていたら、体がもたないかもしれません。

本来なら、一人一人のされる側の立場に立って、気持ちを察することがベストなのですが、なかなか難しいことでもあります。介護の仕事をしていると、長い目で見て、やはり経験がものを言うわけでして、ある程度の経験を積めば介護福祉士の受験資格を得ることができますが、はたしてそこまで職務をまっとうすることができるのでしょうか。

賃金が他の仕事と比べ、明らかに低いのもその一因にあると思います。このままだと介護職の定着率はますます難しくなるばかりです。介護福祉士は介護のプロとして難しくなる局面をクリアしないことには勤まりません。入居者は増える一方です。介護福祉士として、増える入居者に対し、どうすればよいのか、ただ人員を増やすだけではだめなのです。まずは、賃金をあげること。そこからだと思います。

介護福祉士に向いてる人は忍耐強い人

介護福祉士に向いている人は忍耐強い人かもしれません。一見介護というのは難しいことではないようにも思えるかもしれません。世話好きでコミュニケーション能力が高い人が向いてる人に思えます。ですが、人とのコミュニケーションとはかなり大変なもので、それをずっと続けていくというのは非常に大変なことになってきます。

ですから、そういった仕事に向いてる人は根気強く、コツコツと仕事が出来る人です。忍耐強い人といったらいいでしょう。そうでないとなかなか介護福祉士の仕事は続かないといってもいいかもしれません。だからこそ、現代では介護福祉士の数が不足しているといったような状況になっているのかもしれません。

忍耐が必要で、それほど高い報酬をもらえるわけではありませんから、この仕事を目指す人が少ないといったことになっているのです。ただ、この仕事は人に感謝してもらえるやりがいのある仕事だということもいえます。そのため、この仕事に向いてる人にとっては非常にうれしい仕事となるともいえるでしょう。

人に感謝してもらえるということを仕事に出来るというのは、それだけでも価値があると思える人もまた多いのです。そういった人にとっては耐えることもそんなにつらいことではありません。

介護福祉士に向いていない人の特徴

介護福祉士は、人によって向いていない方もいます。まず、介護福祉士として働く際には、高齢者の方と接することになりますし、こまめにお世話を行っていくため、気を使うことが苦手な方には適性がないのです。人のお世話をすることが苦痛に感じてしまったり、細かい点まで気を使うのが苦手な方は働いても長く続きません。

また、介護福祉士は、高齢者の方だけではなく、その家族や一緒に働いている方ともコミュニケーションをとっていく必要があります。介護の仕事を行っていくうえで、コミュニケーションは必須となっているため、人付き合いが苦手な方も、向いていないと言えるでしょう。

介護福祉士には適性があり、向いていない方が仕事を行っても続けていくことが困難になってしまいます。せっかく資格を取得したいと考えたときには、適性があるのか確認を行っておくとよいでしょう。適正が備わっていれば、仕事を行っていく中でやりがいを感じることができ、人の役に立つこともできるのです。

自分に仕事があっているのか確認したいときには、いきなり資格を取得するのではなく、介護の現場で働いてみてもよいでしょう。介護の現場で働くことで、長く続けていけるのか確認することができます。

働きながら介護福祉士の仕事をする人もいる

働きながら介護福祉士の仕事をしている人はかなりいます。介護福祉士は報酬といった点ではそれほど高くはありませんから、この仕事だけでは自分の暮らしがなかなか成り立ちませんから、かなりの人が働きながら介護福祉士の仕事をしているのが現状といっていいでしょう。

この状況を改善して介護福祉士の報酬をあげようとする声はかなり上がってきています。人員不足といったこともあり、介護福祉士になるためのスクールといったものも出てきていて、その人員を確保しようとする動きはかなりあります。ただ、その報酬をあげるということになると、なかなか厳しいものがあります。

介護の仕事では、報酬を目当てにしているというよりはボランティア的な考えで参加している人が多いともいえます。介護の仕事は売り上げをあげることを目的とはしていませんから、なかなかその報酬をあげるというのは難しいことです。

ただ、高齢者の方からは感謝される仕事なので、そこに喜びを感じる人は大勢います。世の中のためになる仕事ともいえますから、そういったことに価値を見いだせる人にとってはやりがいのある仕事です。働きながらでもやる価値のある仕事となっているといってもいいでしょう。

介護福祉士として働いて苦労すること

どんな仕事でも多少なりとも苦労はありますが、介護福祉士の仕事は苦労することが多い職業であるといえます。それには、精神的な面と、身体的な面の両方があります。精神的な面でいえば、人を相手にしているので、コミュニケーションの取り方が難しいということがあげられます。

1人1人、性格も違いますし、中には耳が不自由であったり、言葉を理解するのが難しい人もいます。そういった人と向き合うということで、なかなか自分が思っているように意思が伝わらなかったりするもどかしさを感じることもあるでしょう。

また、夜勤の時などは、少ない職員で対応しなければならないため、大変な思いをする時もあります。身体的な面でいえば、腰痛になる人が多いのが介護福祉士の仕事です。人のお世話をするのも大事ですが、自分の体のケアや、腰痛を防ぐ方法などにも気を配る必要があります。

営業の仕事のように、良い成績を出したりして結果が出ればやりがいも感じやすいのかも知れませんが、介護福祉士の仕事は、利用者の方が普段の生活を送るお手伝いをすることなので、結果が目に見えたりすることがなく、苦労が報われないと思う原因になりえます。

しかし、どんな人でも年老いて、できなくなることが増えていき、日常生活を送ることも困難になっていく中、当たり前とも思える日常生活を送るためのお手伝いをするという、意義のある仕事だという気持ちを持ち続けることが大切になってきます。

介護福祉士で働く人の本音

ある人が介護福祉士の仕事をしていると知った時、その人はどのような反応を示すでしょうか。看護師のイメージが白衣の天使であるように、介護の仕事をしている人にも、天使のような心優しいイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし、実際の介護の現場は、それほど生易しいものではありません。もちろん、介護福祉士になる人は、介護を必要としている人の手助けをしたい、という純粋な気持ちで志望する人がほとんどです。彼は皆、とても献身的に病人やお年寄りを介護していますが、常に慈愛あふれる奉仕の精神だけで仕事をしているわけではない、というのが彼らの本音でしょう。

介護の仕事は、肉体を酷使する重労働です。看護の仕事にも言えることですが、天使のようにふわふわしたイメージを抱いていると、現実の仕事の過酷さに打ちのめされてしまう場合があります。自分自身の面倒を見られない人の世話をするということは、想像以上にとても大変な仕事です。

特に、認知症を患っているお年寄りからは、暴言を吐かれたり、暴力を振るわれることさえあります。このような状況下で仕事をしているので、介護福祉士の人は、本音では辞めたいと思ったことも一度や二度ではないでしょう。しかし、患者さんに喜ばれた時の嬉しさは格別なので、日々頑張って仕事に励んでいるのです。