介護職員初任者研修をとるために年齢制限があるのかどうか

あまり一般認知されている言葉ではありませんが、介護職員初任者研修という資格があります。介護の現場で持っていると非常に役に立つ資格なのですが、介護職員初任者研修になるために年齢制限があるのかどうかなどについて詳しくまとめています。

介護職員初任者研修の受講に年齢制限はありますか?

介護職員初任者研修という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、これは以前ホームヘルパー2級と呼ばれていた資格です。高齢者の方のご自宅や介護施設において、生活をスムーズに営むための介助を行う仕事です。

現在非常に需要が高く、多くの求人が出ている仕事の一つといえます。誰でもできる仕事のようにも思えますが、介護職員初任者研修の資格がなければこなせない業務もありますから、価値ある資格といえるのです。そして介護職員初任者研修の資格を取得するには、講座を受講した後に修了試験を受けなくてはなりません。

実務経験などは特に必要ありませんが、スクーリングやレポート提出などやるべき事はたくさんあります。それでは介護職員初任者研修の資格に、年齢制限はあるのでしょうか?結論をいえば、年齢制限はありません。資格としては全ての講義を受講でき、試験を受けられることです。

そして、介護職員初任者研修の講義には実技も含まれますから、ある程度の体力は必要条件といえます。年齢制限もなく、いつからでも取得できる資格といえるのです。これからの時代にますます求人数も増加する介護職員初任者研修は、年齢条件もなく、合格率も高いため取得をおすすめしたい資格といえます。

介護職員初任者研修に年齢制限はありません

超高齢化社会が大きな社会問題となっています。実に4人に1人が65歳以上の高齢者であり、認知症を患っている高齢者も年々増加の一途です。高齢者を支える介護保険制度や、受け皿となる介護施設の不足など、様々な問題が指摘されています。しかし、最も大きな課題の一つが介護現場を支える介護福祉士などの専門職の不足です。

重労働や低賃金という負のイメージが強く、また休日がとりにくいなどの労働環境から、離職率が高いことは紛れもない事実です。人手不足によりケアサービスのレベルが低くなるだけでなく、心的な負担は虐待などのさらなる負の連鎖を生み出すリスクがあります。介護職員の充足は喫緊の課題なのです。

国はホームヘルパー制度を改め、介護職員初任者研修制度を定めました。専門職としての倫理観や、医療知識、そして認知症の患者との接し方など、座学を中心としたカリキュラムに変更されたのです。介護職員初任者研修を取得すると、介護実務者研修を終えれば介護福祉士の国家試験にチャレンジすることができます。

介護職員初任者研修に年齢制度はありません。超高齢化社会では若年層が不足していますので、中高年以上の介護職員初任者研修への参加が求められているのです。年齢を気にすることなく、積極的に資格取得を目指しましょう。

介護職員初任者研修の年齢層について

近年では、日本国内において医療技術の発達のほか、食糧事情が豊かになったことなどもあり、超高齢化社会と言われるように、国内全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は年々増加傾向にあります。このような中で、介護業界の必要性は高まっており、管轄する厚生労働省においても2013年4月から法改訂を行うなど、抜本的な改革を実施してきました。

介護職員初任者研修とは、この抜本的な改革の中で、より良い介護支援制度の確立を目的として、旧ホームヘルパー2級制度を廃止し、名称自体を変更したものです。基本的な仕事内容としては、利用者の生活援助や風呂やトイレ等の身体介護、車や補助器具等を利用した外出介護等であり、この内容に大きな変化はありません。

変わった点としては、旧制度上では130時間の講義、講習、実技演習を受けるのみで資格を取得出来ていたものが、同じく130時間の講義等を経た後に、約1時間の修了試験を受け、その修了試験に合格することが資格取得要件となった点と言えるでしょう。ただ、介護職員初任者研修は介護業界における入門的、初歩的な資格であることから、その他資格と比較しても難易度は高くありません。

このため、介護職員初任者研修の受講者、資格取得希望者は増加傾向にあります。また、前述のように入門的な資格であることから、年齢、学歴、資格等の制限は特に無く、あらゆる年齢層が活躍している資格です。特に子育てを終えた主婦層や若年から中年の年齢層の女性が多く活躍している現場であるとも言えるでしょう。

介護職員初任者研修に学歴は必要か

介護職員初任者研修とは、旧ホームヘルパー2級の法改正後の名称であり、介護部門における入門的な資格であるとも言えるでしょう。今までの福祉制度が複雑であったことや、上位資格の取得を行う場合など、重複した勉強をしなければならないなど問題点もあったことから、このような法改正に至ったものです。

介護部門の仕事には、介護福祉士や精神保健福祉士、ケアマネジャーなど様々な資格があり、このような専門性の高い資格においてはやや試験等も難しく、必要な知識も多くなってくることは否めません。しかし、前述のように介護職員初任者研修については、介護部門における初歩的な資格でもあることから、試験を受ける際に、特に必要な資格や学歴、多くの知識、年齢制限等はありません。

もちろん、利用者(要介護者)と直接触れ合う人であるため、法令で定められた130時間の講習を受ける必要があるほか、この講習を1度でも休むと資格を受けることは出来ません。

ただ、冠婚葬祭等でどうしても講習を受けることが出来ない場合は振り替え講習等もあるため、あまり心配は無いでしょう。このように介護職員初任者研修を受ける際に、学歴を心配している人も多いかと思いますが、そのような心配は無用です。

介護職員初任者研修は中卒でも取得は可能か。

介護職員初任者研修とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、実は介護制度の変更に伴い、ホームヘルパー2級から名称変更となっただけのものです。基本的にはホームヘルパー2級との変更点は無く、130時間の講習(講義・演習)を受けることが必要となります。

介護職員初任者研修として資格制度が変更された後に、一番変わった点としては、130時間の講習後、約1時間の修了試験を受けることが義務化されました。この介護職員初任者研修には、特に資格、学歴、要件が必要である訳ではありません。

いわば、介護部門における初期段階の資格としての位置づけにより、例えば中卒、高卒、大学卒などに関係無く、誰にでもその門戸は開かれていると言っても過言ではありません。前述のように中卒、高卒等の学歴は関係ありませんが、もし必要となる点があるとすれば、あくまで一般的な意見でありますが、少し漢字の勉強などは行っていれば役に立つのではないでしょうか。

例えば、介護部門における用語として、嚥下や誤嚥、皮下組織に及ぶ搊傷などやや難しい漢字が出てくることも少なくはありません。通常は130時間の講義を休みなくしっかり受けることで、介護職員初任者研修の合格率は非常に高いと言われます。

介護職員初任者研修と外国人の受け入れ

わが国は長らく少子高齢社会にあることから、介護業界では深刻な人手不足にあえいでおり、外国人労働者の受け入れ体制を確立することが必須であるとされています。じっさい、EPA(経済連携協定)にもとづき、インドネシアやフィリピンから介護職員を招聘するという試みもすでに行われています。

しかしながら、こうした労働者の受け入れにあたっては、言葉の壁、特に難しい漢字を用いた日本語のペーパーテストなどが壁になっているとされており、介護福祉士国家試験でも、外国人向けには問題のすべての漢字にふり仮名を振るなどの配慮が行われているところです。

このような背景を踏まえて、介護職員としてのはじめての資格といわれる介護職員初任者研修では、外国人かどうかという国籍の違いについての履修上の制限は設けられておらず、一部の地方の取り組みとしては、外国人向けとして特別枠で介護職員初任者研修を実施しているケースもあります。

ただし、外国人向けの介護職員初任者研修とはいっても、カリキュラム自体は職務の理解にはじまり、自立支援や老化の理解、介護の基本的な考え方などを履修したのちに修了テストに臨むという、日本人とまったく同様のものとなっています。