整体師の仕事ってなにをするの?治せる病気って?

整体師としての仕事内容は患者さんの悪い部分を治すことではありますが、どんな病気だって治せるというわけではありません。

ここでは整体師が治せる病気などについて詳しくまとめています。

病名のつかない症状に強い整体師

病院や、そこで働く医師の役割は、病気に苦しむ患者さんの命を救うことです。これはとても大切な仕事で、誰にでもできることではありません。ですから、医師免許は国家資格であり、医師を志す人は、大学の医学部で何年にもわたって専門の勉強をしなければならないのです。

しかし、医師の仕事にはある種の限界もあります。医療は病気治療には目覚ましい成果をあげますが、病気ではない症状については、あまりその症状を緩和することができないのです。

いわば、病院の治療は病名のついた症状には効果的であっても、そうではない症状、例えば食欲不振や手足のしびれ、肩こりなどには対処できない、と言うことができます。

これとは反対に、整体師は病名のつかない症状にこそ最もその力を発揮するものです。なぜならば、骨格のゆがみを調整すれば、身体のだるさやしびれ、痛みなどの症状がいつの間にか消えてしまうからです。このように、医師の仕事と整体師の仕事は補完関係にあると言えます。

医師が得意な治療法と整体師の得意な治療法はそれぞれ異なるので、どちらがより効果的か、という問題ではありません。自分の体調や症状に合わせて、両者を使い分けることが大切なのです。

首の施術は整体師が気を付けるところ

首のこりなどを直すために整体師のところに施術にいくということはあるでしょう。もちろん整体師は首の施術は行います。ただ、首というのは神経が筋肉のすぐそばを通っているので整体師はとても繊細に扱う部位となっています。

人によっては首の施術はもっと力をいれてほしいと感じたりもしている人もいるかもしれませんが、あまり強く圧をいれると神経を傷つけてしまうかもしれないので、そんなに強く圧をいれてはいけないので、そういった施術になります。

整体の学校でも首の施術の練習はかなり後で行われるものです。最初は腰から始まり、肩や腕、足といった部位を習ってほぼ最後に習う部位となっています。それぐらい慎重に取り扱わなければならないところなのです。ですから、素人の方が強く圧をいれるのもあまりいいことではありません。

整体師の先生ですら最新の注意をもって行う部位ですから、そういった部位に不調を感じたときは、自分で処置をしないで整体師に施術をしてもらったほうがいいかもしれません。

ただ、整体は基本的に強い圧をいれる施術をするものではなく、体の不調の原因を突き止めて、その要因を取り除くことを目的に行われるので、それほど強い力をいれた施術は少ないといえます。

整体師の職業病は腱鞘炎や腰痛

どのような職業でも特有の職業病というものがあります。整体師の場合、最も起こりやすいのが腱鞘炎です。腱鞘炎とは、腱の周囲を覆っている腱鞘が使い過ぎによって炎症を起こすことから引き起こされる病気で、痛みや腫れの症状が現れます。

整体師は基本的に手技を使って施術を行いますので、元々指先に痛みを感じやすいのですが、たかが指の痛みと放置してしまい腱鞘炎の症状を進行させてしまうことも珍しくありません。特に仕事を始めたばかりの整体師は、まだ施術時の力配分などが分かっておらず、指の痛みを感じやすくなっているため注意が必要です。

また整体師は施術時に立ったまま前かがみになることの多い職業だけに腰痛も職業病として起こりやすいものです。腰痛というと整体師が治す症状の代表的なものの一つですので、自分がなってしまうとなんとなく恥ずかしく思う方も少なくないでしょう。

しかし、腱鞘炎にしても腰痛にしても、症状が悪化してしまうと仕事を続けることが困難になるため、痛みを感じたら早めに病院で診察を受けることが重要です。お客様の体をケアする職業である整体師ですが、そのためには自分自身の体もしっかりケアしていくことが必要なのです。

骨折によるトラブルを招かない整体師の技術

整体師は体の問題に取り組む事が出来る人材で、技術によってビジネスを行いますし、健康にとってプラスとなる事が求められますから、整体師に相応しい経験が資格として必要になります。体の仕組みを理解しない整体は、骨折や体の不調を招く事があり、資格を持たない整体によって、健康被害へと繋がる可能性があります。

骨折は無理な力や体の状態を把握しない整体で発生しますから、整体師として起こさない事が重要で、信頼を失わない為には技術が欠かせず、正しく学べる場で技術を習得する事が必須条件です。

整体師の技術で生活を行う為にも、顧客からの信頼を得る事や維持が必要なので、骨折やトラブルを招かない技術の習得が、結果的に整体師としての質を高めて顧客との関係を実現します。

一度骨折が発生してしまえば、顧客の不信が増大しますし、噂が広まる事によりビジネスに支障がありますから、信頼を回復する事に労力が必要になり、同時に収益の減少が発生します。

訴訟へと発展する可能性もあるので、リスクを避ける施術は大切ですが、技術の基本が整体師としての資格を守りますし、骨折を避ける事も難しくはなくなりますから、基礎技術を濃く学べる学習の機会が役立つ価値になります。

整体師とヘルニアについて

近年、日常の所作や、ずっと同じ姿勢になってしまうデスクワークなどが主な原因で腰を痛める人が増えています。また、肩こりなどのマイナートラブルを抱えている人もたくさんいます。

このような状況の中で、特に腰痛を放置した結果、痛みがひどくなるヘルニアになっている人が多くいます。ヘルニアは一回、発症してしまうとなかなか完治の難しい病気です。そして、激しい痛みも生じるので、治療をして根本的な解決をする事が非常に大切です。

そこで、整体師の施術を受けて、ヘルニアを克服しようとしている人が多いです。一般的には整骨院などで、腰を電気治療したり、マッサージをしたり、牽引などの治療をする事が一般的になりますが、そもそも、腰痛の原因になっているのは、骨の位置になりますので、そのずれてしまった骨を元の位置に戻すという事が一番大切になります。

整体師は、専門知識や手技を習得しているので、骨の位置や器官の位置などしっかりとおさえています。専門知識がしっかりあるからこそ、ヘルニアに関しても、腰のどの部分の骨がどのようにずれているのかなどをしっかりと把握する事が可能です。

このように、整体師の手技療法を上手に利用して、根本的に治療をする事がヘルニアに置いては非常に重要です。

整体師と腰痛の種類について

腰は体の要の部分です。そのため、腰を痛めてしまうとあらゆる動作に影響が出るようになるため、日常生活の質はおおきく損なわれることとなります。腰痛の原因は多岐にわたります。

重たいものを持ったことによって急激にいためる場合や、徐々に悪化することによって痛みが出るものもあります。大事なのは痛みの原因がどこにあるのかをきちんと判断することです。

腰痛になりやすい人には共通点があります。普段から前傾姿勢である場合や、脚を一日中組んでいる、太り気味、バッグを片側からかけるなど姿勢がゆがんでいる場合が多いのです。宅配便や介護の仕事など重い荷物や介助が必要な人やデスクワークなどで同じ姿勢を強いられる人にも多く見られます。

腰痛の原因として多いのは、ぎっくり腰や骨粗しょう症、椎間板ヘルニア、骨のゆがみ、筋肉などの軟部組織の損傷などです。整体師は筋肉に対するアプローチや骨のゆがみを矯正することが得意なため、様々な腰痛を改善することが可能です。

神経症状があるような場合もゆがみを矯正することで神経への圧迫を緩和し改善できる場合があります。

整体師による施術の結果はすぐに出る場合もありますし、時間がかかる場合もあります。椎間板ヘルニアなどの場合には、時間が必要となる場合が多いです。腰痛にはこのように多くの原因があるので自分で判断せず整体師などに相談してみるといいでしょう。

整体師は捻挫の治療を行えるのか

スポーツによるものだけでなく、日常生活でも身体がよろけたり、階段を踏み外したりした時に、足をひねって捻挫してしまうことがあります。治療を受けるには、整体師のいる整体院に頼るか、それとも柔道整復師のいる接骨院か、医師のいる整形外科がよいのか、迷う人が結構おられます。

捻挫が疑われる場合はいわゆる怪我になりますので、整体師や柔道整復師ではなく、医師の診断が受けられる整形外科にまずは向かうべきです。整形外科ではレントゲンやMRIなどの高度な医療機器で、怪我の具合を精密に検査してくれます。

治療の際に、整体院や接骨院の利用を考えているのなら、まずはかかりつけの整形外科の医師に相談をしましょう。接骨院を営む柔道整復師は国家資格を持っており、主に緊急時の骨や筋肉の異常の治療を行います。全てが当てはまる訳ではありませんが、保険適用の治療を受けることも可能です。

整体院で働く整体師は国家資格ではなく、資格があるとしても民間の資格になります。医療的な治療を行うのではなく、マッサージやカイロプラクティックなどの技術を用いた、代替療法として広く利用されています。

捻挫そのものを治すというより、いつまでも続く痛みの原因でなる部位を突き止め、筋肉をほぐしてやることで歪みを調整し、痛みの軽減に繋げる目的の施術を行います。