未経験でも心理カウンセラーになることはできるのか

心理カウンセラーとして働きたい場合、必ずしも資格が必要というわけではありません。

では、未経験でも簡単に就職できるのかというと、やはりそれは難しいでしょう。ここでは未経験で心理カウンセラーとして働く方法についてまとめています。

未経験で心理カウンセラーになれる?

心理カウンセラーになるためには、必ずしも資格が必要というわけではありません。そのため、極端な事を言ってしまえば未経験でも自ら心理カウンセラーと名乗れば、それでなることは出来ます。しかし、仕事としてそれが成立するのかといえば決してそうではないでしょう。

心理カウンセラーは、悩みを抱えた人の話を聞き、悩みを解消するために的確なアドバイスをしなければいけません。訪れる方の中には精神的に酷く追いつめられた方もいることでしょう。そうした方の気持ちを和らげ、安定させることは未経験の方がそう簡単に出来る事ではないはずです。

そもそもなんの経験もない方に抱えている悩みを打ち明ける人もそれほど多くはないでしょう。このようなことから、心理カウンセラーに求められるのは心理学の知識やカウンセリングの能力、そして、それらを自分のものとして使うことのできる経験だといえます。

つまり、結論をいえば未経験で心理カウンセラーとして働くことは難しいということです。必要な知識に関しては独学で何とかなるかもしれませんが、経験だけは日々の積み重ねが重要となってきます。一足飛びに考えるのではなく時間をかけて、自信を持って心理カウンセラーと名乗ることが出来るようになりましょう。

心理カウンセラーになるための免許について

現在、自殺者の数は非常に多く、年間三万人程もいると言われています。そのため、自殺をくい止めたり、予防するために心理カウンセラーが相談者の悩みを聞き、解決に導いたりしています。しかし、この心理カウンセラーになるのに特定の免許や資格があるわけではなく、たとえ、無資格であっても心理カウンセラーと名乗ることもできます。

しかし、これではどのカウンセラーに相談を依頼して良いのかがわからなくなります。そこで、カウンセラーになるための免許はないものの、臨床心理士の資格を有している人をカウンセラーとすることをおすすめします。

それというのも、臨床心理士は大学を卒業後、指定大学院にて2年間の研修や研究を経て、資格試験に合格した者だけがなれる専門の資格職だからです。

臨床心理士はなるのにも専門課程を通過しなければなりませんが、資格取得した後も、定期的に研修に参加しなくては資格更新できないということもあり、常に、技術が一定以上になるように設定されています。そのため、臨床心理士によるカウンセリングにはかなりの信頼性があります。

こうしたことから、心理カウンセラーの免許等は存在しませんが、もし、カウンセリングを受けるのなら、臨床心理士の有資格にカウンセリングを依頼すると良いでしょう。

心理カウンセラーのアルバイトについて

現代人は肉体労働に従事する人の数は少なくなりましたが、毎日パソコンなどの頭脳作業に追われる人が劇的に増えました。このような仕事は、一日中室内で働くために、日の光を浴びる機会が激減してしまいます。そうすると、不健康で心身ともに不調を抱えることが多くなってしまうのです。

そのため、精神のバランスを崩しがちな人にとって、カウンセリングはとても有効な対処法となります。しかし、カウンセリングの重要性をわかっていながら、なかなか導入に踏み切れないという事業所は少なくありません。

特に、心理カウンセラーの資格は民間資格なので、カウンセラーの配置は法律では義務づけられていません。そのため、必要性が高まっているのとは裏腹に、心理カウンセラーの求人は思ったほど伸びていないというのが現状です。

このような事情から、正社員としてではなく、アルバイトとして働いている心理カウンセラーの人はとても多いです。しかし、ただアルバイトのまま終わるのではなく、そこからステップアップとして、正社員に登用されるケースが目立つのも、この仕事の特徴です。

それだけ、心理カウンセラーの仕事の重要性や実績が、雇用主に高く評価されているということです。

採用のコツを掴んで心理カウンセラーの仕事を得る

面接には一般的な常識が求められますが、仕事を得る為には能力の高さだけではありませんから、採用のコツを掴む事も大切な条件ですし、心理カウンセラーの面接でも同様に役立ちます。

採用を行う場合には、採用側で予め条件が設定されますから、基準を満たす能力がある事は重要ですし、基準以外の点はコツを掴む事で就職が有利になります。

心理カウンセラーに求められる条件は、現場が違っても共通する点はありますし、共通する項目を推測したり経験から考える事によって、心理カウンセラーの人材に必要な条件を知る事に繋がります。

面接を受ける経験が豊富であれば、コツは自然と掴む事が出来る様になり、採用される可能性は高まりますから、将来の転職に必要な面接でも経験がプラスになります。

面接の経験が多い場合でも、経験を活かす事が出来なければコツは掴めていませんし、採用の可能性を高める事は難しいので、条件が良い心理カウンセラーの仕事を得る事は難しくなります。

仕事を得る事が出来ない場合でも、面接の経験を無駄なく何かを得る事が重要ですから、失敗から学び取る姿勢を持つ事によって、面接を有利に進めたり仕事を得やすい状況を作り出す事が可能になります。

心理カウンセラーへの需要は増えてきている

最近は心理カウンセラーといった言葉を耳にしても、それほど違和感がなくなってきました。それぐらいに心理カウンセラーが認知されてきていて、それだけ需要があることがわかってきたといえるでしょう。心理カウンセラーを始める人も増えてきていますし、副業でそういったカウンセリングの仕事をするといった人もでてきました。

一昔前までは、人の心のケアといったことはほとんそされてきませんでした。根性論の方がまかりとおっていたといえます。ですが、うつ病といったようなものが心の病だと考えられるようになるなど、徐々にではありますが、人の心のケアといったものが大事なものであるといったことが認知されるようになってきました。

そのため、心理カウンセラーへの需要といったものが増えてきているといえるでしょう。それでもまだ、人の心といったものがどのように健康に関係していたりするのかといったものは、まだまだ分からないところが多いとはいえるでしょうから。

これから心理カウンセラーの方が実績を残していくことで、だんだんと心のケアといったものに対する考え方が変わっていくことになると思われます。今はその変化の時期にあるといってもいいのかもしれません。

心理カウンセラーの仕事の魅力とは

心理カウンセラーの仕事の魅力は困っている人の力になれることです。今のストレス社会では多くの人が心の病にかかっていると考えられます。うつ病といったものが登場したのはその心の病の一つといってもいいでしょう。

これまでは心の病は精神科医といったものが考えられるところでしたが、精神科医は薬などの治療をする一方で心のケアといったようなところはそれほど重視されてこなかったといえます。

心理カウンセラーはカウンセリングをすることで、心といったものに対するケアを考えることが出来るようになったことで、最近は活躍が期待される存在になってきています。人は話をきいてもらうだけでも心の支えとなっていきます。心理カウンセラーはそういった繊細な心のケアが出来る大きな存在となってきています。

悩みが解決したりして、心の病から解放された人からは感謝されることになるでしょう。患者に感謝してもらえるといったことが心理カウンセラーの大きな魅力となります。もちろん、すべての心の病が心理カウンセラーで解決できるわけではありません。

場合によっては精神科医を紹介するといったようなこともあるわけですが、患者に頼りにされる存在になるといったことは、多きな価値があるといってもいいでしょう。