調剤薬局事務として働く場合の計算スキル

調剤薬局事務は薬局で働く専門職のように思えますが、結局のところメインは事務作業です。

ともなれば計算スキルが必要となりますが、調剤薬局事務で求められる計算スキルやエクセルスキルなどについてまとめています。

調剤薬局事務と計算 まずはパソコン操作を

調剤薬局事務で行うレセプト作成については、パソコンソフトを使用することが多く、頭で計算をしなければならないケースは少ないとされています。計算力が強いことよりも、パソコン操作に慣れている方が良いかもしれません。

調剤薬局事務の求人を見ると、必ずしも資格取得が条件ではない場合もあります。これは、薬剤師や登録販売者のように、資格がない方が調剤薬局の計算をしてはいけないということではないからです。

調剤薬局に就職をしてから、身に付けることができる資格であり、そのまま資格なしで勤めることも、職場でよければ良いことになります。反対に、調剤薬局事務としての資格取得をしていたとしても、パソコンができない場合の方が困った状態になることが多いです。

ただし、調剤薬局に就職を考えている方は、パソコン操作もでき、資格取得をしていた方が、採用には有利になりますし、待遇も良くなるのは当然のことです。面接などの時に、資格取得の有無はもちろんですが、パソコンは使えますか?との質問が多いとされています。

実際調剤薬局事務の求人の中で、資格がない方で、未経験・無資格者OKの文字を見た時には、パソコン操作だけは一応把握していたほうが良いと考えておきましょう。

計算苦手でも調剤薬局事務資格を取得できます

近ごろでは、より安定した収入を得るために専門的な知識や技能を学ぶ努力を重ねている人が非常に多く見られます。難易度も低く、手軽に資格を取得することができる仕事として、調剤薬局事務の人気が年々高まってきています。

調剤薬局事務の仕事は、レセプトの作成や受付、会計などの接客もこなします。計算苦手な人でも薬剤についての知識を身に付けておくことによって、しっかりと作業に対応することが可能です。

調剤薬局事務は、未経験の人でも安心して長く働き続けることができる仕事なのです。また、調剤薬局事務は、働く場所も全国どこにでもありますので、引っ越しなど環境の変化が起きても働く場所に困ることはありません。

年齢を重ねても資格やそれに伴うスキル、豊富な実務経験がある人は、長く働き続けることが可能です。このように、調剤薬局事務は、計算苦手という人でも、安心して自分のペースで働くことができるため、多くの人々から非常に高い人気と評価を得ているのです。

安定した収入と休みを得ることもできますので、家庭のある女性からも注目を集めている職種といえます。これからは、調剤薬局事務の需要はますます大きくなります。より専門的な技能を身に付けて薬剤師をサポートできるスペシャリストを求める職場が増えてきています。

調剤薬局事務の業務で必要な計量混合加算の知識

調剤薬局事務の業務では、様々な知識が必要になりますが、その中の一つに計量混合加算があります。この計量混合加算は、調剤薬局事務の業務を始められた方やこれから資格取得を目指しておられる方には難しく感じられている算定の一つです。

計量混合加算とは、2種類以上の薬剤(液剤、散剤若しくは顆粒剤、軟、硬膏剤に限る)を計量して混合し、内服薬、外用薬、または頓服薬を調剤した際に、所定点数に1調剤につき、それぞれに該当する点数を加算する点数の事です。

但し、自家製剤加算のある場合や当該薬剤が自家製剤加算の但し書きに規定する厚生労働省大臣が定める薬剤である限りは、この場合ではありません。
点数は液剤は35点、散剤または顆粒剤は45点、軟、硬膏剤は80点になります。

補足としては、2種類以上の薬剤を混合し、液剤、顆粒剤などで内服薬や頓服薬を製剤した時や軟、硬膏剤で外用薬を製剤した際に投薬量、投薬日数に限らず計量、混合した際に1調剤として算定出来ます。ドライシロップと液剤を混合した場合も計量混合加算が適用が可能になりますので注意して下さい。

計量混合加算は医薬品の特性を十分理解して、薬剤として問題ない場合に算定されます。調剤薬局事務では、算定出来る場合かどうかも迷う場合があるかと思いますので、薬剤師に相談の上、算定を進めて下さい。

調剤薬局事務にエクセルの資格は必要ですか?

現在ではすっかり定着した調剤薬局ですが、そこで働いているのは薬剤師さんだけではありません。調剤薬局事務と呼ばれる薬にまつわる事務の人々も、非常に大きな役割を果たしているのです。

調剤薬局事務の主な業務としては専用のソフトを用いて、薬の処方箋に記載されている内容を入力したり、訪れた患者さんに対しての会計業務を行うこともあります。業務の正確さが求められる、重要な仕事といえます。

それでは調剤薬局事務の仕事に、エクセルのスキルは必要なのでしょうか?その答えとしては、業務そのものにエクセルの能力は必須ではありません。なぜならば、調剤薬局向けの専用ソフトを使用するからです。

調剤薬局事務では、どちらかといえばエクセルのようなパソコンスキルよりも、薬に関わる法律や規則の知識の豊富さが求められるといえます。

しかしエクセルはパソコンの基礎の一つといえますから、能力や資格を持っていればそれに越したことはありません。採用時の面接においても、それをアピールすれば印象は良くなるといえます。

調剤薬局事務の仕事に就くためには、専門知識を得ておくことが必要です。そのためには講座を受講して、試験に合格しておけば就職にも役立ちます。調剤薬局事務の講座受講と並行して、エクセルについても学習しておけば、一層就職活動を有利に進められるといえます。

調剤薬局事務の仕事で英語力を生かす

調剤薬局事務の仕事は、接客業としての側面を持っています。薬局というのは医療を求めて年齢、性別、職種、人種を問わないありとあらゆる人がやってきます。近年、調剤薬局事務の仕事で英語力を強みとする人が現れてきています。

日本にも世界中のいろいろな国々から労働者や観光者が集まったことで、多種多様な外国人が集まるようになってきたからです。

言葉の通じない異国の地で体調を崩す心細さは大きく、患者さんからすれば調剤薬局事務の人間に英語が通じることで大きな心の安心を得ることとともに、薬に関する質問をすることができるという何物にも代えがたいメリットがあります。

そのような理由から、キャリアアップのために英語を学び直す調剤薬局事務従事者が現れてきています。特に、外国人が多く住む地域や、外資系企業の密集する地域、外国人患者の受け入れ態勢を整えている病院の近隣などで力を求められることが多いでしょう。

具体的に英語力を示すには、TOEICや英検などを受けるのが良いでしょう。これから語学力を伸ばしたい場合は、ビジネス英語に特化した英会話教室に通うの方法などがあります。力が認められれば、その職場にとってなくてはならない人材となることが出来るでしょう。

調剤薬局事務と点数表について

調剤薬局事務として働きたいと考えた場合、資格取得の勉強をしておいて損はありません。調剤薬局によっては、資格がなくても働けると書かれている事もありますが、有資格者が応募してきた場合、有資格者の方が有利になる可能性が高くなります。

ただ、資格の為に勉強をした事が、全て調剤薬局事務の仕事の役に立つかといえば、そうではありません。資格取得の勉強の際に欠かせないのが、点数表です。点数表の見方を覚え、上手く使えるようになる事が、資格取得の早道となります。

ただ、実際に働く現場では、コンピューターが導入されている事が殆どで、点数等に関しては、入力をすれば、自動的に計算される事になります。
ですから、点数表の見方、使い方は、それ程、実用的ではないといえます。

ただ、場面によっては、点数表が必要になる可能性もあります。そんな時に、見方を知っていると、それだけで仕事が速くなる為、資格取得の勉強は無駄ではありません。

調剤薬局事務の中には、無資格、未経験でも働く事が可能ですと、求人を出している薬局も存在します。実際に、無資格からでも働く事は不可能ではありませんが、働きたいと考えたら、資格を取れる程度は勉強をしておく事がお勧めです。

調剤薬局事務・点数計算や薬剤師のサポート

診察や治療を医療機関が行い、薬の調剤を調剤薬局が行うという医薬分業において、調剤薬局事務は調剤報酬請求事務を中心に事務作業全般を行う仕事です。調剤薬局での仕事で、調剤報酬明細(レセプト)という書類を正確に作成するのが主な仕事です。

これは健康保険組合や市町村などの保険者に対して保険料の請求を行うために使用するもので、公的機関に患者さんの自己負担分の支払いを除いた分の請求を起こすための信憑明細書になります。医療機関から処方された処方箋に基づいて、薬剤に応じて決められた点数を用いた点数計算によって調剤報酬を算定します。

これらの点数計算は難しいようですが、調剤薬局事務においては扱うのが薬剤の分野のみですので難易度はそれほど高くはありません。

またそれ以外にも、薬剤師と調剤薬局事務員とで成り立っている調剤薬局において、薬剤師の調剤業務以外の受付や会計、備品・薬剤などの業者への対応、納品書・請求書の整理、薬局内の清掃・整理整頓、電話対応など、薬剤師が本来の仕事に集中できる環境をつくるためのサポートをします。

医療の需要が増え続けている現代において、調剤薬局はスーパーやドラッグストアなどにも設置されるケースも増えています。そのため調剤薬局事務のニーズも高まっていくことが予想される中で、この仕事は安定した求人と雇用、やりがいにおいても女性にとって魅力的な仕事です。