調剤薬局事務の受付業務の内容や注意点について

調剤薬局事務の主な仕事は事務作業だけでなく、薬局での受付業務もやらなければいけません。

中にはクレームなどが来てストレスが溜まることもあるでしょう。ここでは医療事務の受付業務の内容や注意点などについてまとめています。

調剤薬局事務の受付業務についての注意点

調剤薬局の仕事と聞くと、医療系の仕事であるだけに専門的でややこしい仕事であると思ってしまう人が少なくないです。確かに薬剤師の方は、国家資格の取得が必須であり、薬剤に関する専門知識を駆使して行うので、難解な専門職だと言えます。

ですがもう一方の調剤薬局事務の方は、特に必要な資格も無く、働く事が可能です。そのため、薬剤や医療に関する専門知識を要求される事もないと言えます。

そんな調剤薬局事務の主な仕事は、患者さんの受付や調剤報酬請求事務といった事務全般に、薬剤師の補助的な業務です。その中で、受付業務に関しては、身なりや服装に気遣う必要があり、注意が必要だったりします。

というのも白衣を支給される薬局が多いので、ぱっと見の服装は大丈夫ですが、アクセサリーを多く付けたり、化粧を派手にするのは避けるべきです。

というのもアクセサリーを目立つ位に付けていると、不快に思う患者さんがいるだけでなく、調剤薬局事務の仕事をこなす際に、アクセサリーが落ちたりして、業務に支障を来す危険性があります。

化粧が派手過ぎる場合も、身体の不調を訴えて薬を取りに来ている患者さんに対し、匂い等で不快感を与える可能性があるのです。なので香水に関しても、なるべく付けない様にした方が無難でだと言えます。

調剤薬局事務における受付回数について

調剤薬局事務における受付回数は処方箋の枚数ではないことに注意します。患者様が2枚以上の処方箋を薬局窓口に出されるケースとしては4つ考えられます。

まず、内科といった内服薬を治療法の第一選択にするような診療科でかつご年配の方の場合、たくさんの薬を飲みます。1枚の処方箋に書ききれなくなって、2枚にわたるケースがあります。この場合の受付回数は1回です。

次に、A病院の内科と眼科に通っているというようなケースで、内科でも眼科でも処方箋が出たというケースです。この場合も受付回数は1回です。診療科が違っていても、同じ病院だったら1回となるわけです。

ところが同じ医療機関であっても医科の処方箋1枚と歯科の処方箋1枚の計2枚を持参した場合は受付回数を2回とします。医科と歯科は別に考えなければならないからです。最後に、違う医療機関のものを2枚持参した場合ですが、これは受付回数を2回とします。

このように、調剤薬局事務では処方箋の枚数で判断してはいけない場面が多々あります。複数枚の処方箋を受付けたら、まずそれぞれの処方箋がどの医療機関から出されたものなのか、もし、同じならば、次に診療科に着目し、1回でカウントするか2回でカウントするかを考えます。

調剤薬局事務は、薬局内では最初に患者さんと接する大切な仕事です。信頼を失わないようにするためにも、処方箋の見方には気を配る必要があります。

調剤薬局事務の仕事内容について

一般的な調剤薬局では、多くは薬剤部門と事務部門が業務内容によって分けられています。調剤薬局事務では、そのうちの事務部門の様々な業務を専門スタッフとして行います。

具体的な仕事内容としては、お客様の応対を初めとし、会計事務や処方箋の入力、薬剤師の補助業務など、調剤以外のさまざまな業務を行っています。調剤をすることは薬剤師の仕事であるため、調剤薬局事務は薬剤師の補助として、薬の整理整頓や調整補助など薬剤師のアシスタントのような役目も果たしています。

調剤薬局事務の仕事内容は多岐にわたり、代表的な仕事を挙げるとお客様の応対、処方箋の入力やデータ管理、薬歴簿の作成、会計、レセプト処理が主な業務となります。

処方箋を持って来局されたお客様が再来かどうかを確認し、処方箋の有効期限なども確認します。お客様が初めての来局の場合は氏名や服用歴などの基礎データを取り、再来の場合は変更がないか確認します。処方箋の確認を終えて処方箋を薬剤師に渡すと調剤が行われ、調剤が完了すると処方内容をコンピューターに保存します。

また調剤薬局では大量の薬を扱っており、副作用を防ぐためにも薬歴簿を記入します。この薬歴簿には服用した薬や時期が記入され、この薬歴簿を作成し、管理を行います。会計やレセプト処理では、お金のやり取りを行うだけでなく、お客様が加入している保険組合に請求を行います。

クレームにも迅速に対応する調剤薬局事務について

さまざまな職業の中でも、医療系の仕事は専門的な知識やスキルが求められています。医師や看護師、薬剤師や理学療法士など、数多くの職種があり、医療専門職として患者の治療のために全力で取り組んでいるのです。最近では、そのような医療者をサポートする職業の人気が高まってきているのです。

主に薬剤師の仕事をサポートしている調剤薬局事務は、医薬品に関する専門知識や技術、豊富な経験などが必要とされています。調剤薬局事務の仕事内容は、調剤薬局に患者が持参する処方箋の調剤業務を薬剤師が行った後の会計事務処理やあらゆる雑務、電話や接客応対などがあります。

毎日数多くの患者やその家族が訪れますので、親切丁寧な対応が非常に重要となります。調剤薬局事務は、薬局の顔として受付を担当していることが多く、時にはクレーム対応を行うこともあります。クレームには、迅速な対応が必要不可欠ですので、臨機応変にできる限り誠実に対応することが求められているのです。

このように、薬局で働いている調剤薬局事務は、医薬品に関する事務処理や薬剤師のバックアップを行う非常に大切な仕事といえます。これからも、質の高いサービスを提供するために欠かせない存在なのです。

人気の調剤薬局事務のストレスとは

調剤薬局で働く事務で調剤薬局事務があります。医療事務と並ぶ人気の事務で、主に薬に対しての調剤報酬の知識が必要とされる特殊な事務であり、患者さんと薬剤師の間に立って業務をこなす臨機応変さが求められます。

調剤薬局事務で働く際には患者さんが自由に調剤薬局を選択できるので来られたら失礼のない対応をする事で信頼関係が生まれ、次回からも利用してくれるようになる場合も多く、サービス業の意味合いも強い業種でもあります。

調剤薬局事務と言っても事務作業に加えてウォーターサーバーがあれば提供したり、常に周囲を見て患者さんが待ち時間に退屈しないような工夫もお願いされる所もあります。患者さんと初めて接する店舗の顔でもあるだけに、不快の無いような対応が求められます。

人気の調剤薬局事務ですが、やはり体調不良の患者さんが相手なので接し方にストレスを感じる人も多いです。不快のないように、失礼のないようにと常に心がけている事が精神的に負担になる事も多く、お客様をもてなす気持ちが強くない人には向いていないかもしれません。

また、薬剤師と1対1での職場になる場合もあり、長時間少人数での職場にストレスを感じる人も規模の大きな調剤薬局を探すか、短時間勤務で働くなどして工夫すると良いでしょう。

資格を持っていても慣れるまでが大変な調剤薬局事務

調剤薬局事務の仕事は、必ず資格が必要というわけではありません。しかし、調剤保険点数や調剤報酬明細書の計算は調剤薬局事務独特の仕事ですので、働き始める前にある程度の知識がなければ大変な思いをすることになります。そのため、調剤薬局事務の資格を取ってから就職をするという方は少なくありません。

ただ資格を持っていても慣れるまでが大変なのが調剤薬局事務です。資格の勉強というのはあくまでも調剤薬局事務ならではの調剤保険に関する知識や計算の仕方などを得るためのものですので、あとは現場でその知識を駆使していくしかないからです。

ですので、患者数の多い病院に併設された調剤薬局での仕事や調剤報酬請求をしなければならない月末など、忙しい時の仕事は資格を持っていたとしても慣れるまではばたばたとしてしまうことでしょう。

では、資格があってもなくても変わらないのかというとそんなことはありません。忙しい調剤薬局では即戦力が求められますので、未経験よりは経験者、無資格よりは有資格者が求められます。

もしも、未経験無資格での募集があったとしても、仕事柄ゆっくり仕事を教えてもらえる現場というのはなかなかないため、出来れば就職をする前に資格を取得しておくことが望ましいといえます。

調剤薬局事務の人間関係について

調剤薬局は、たいてい薬剤師と調剤薬局事務で成り立っています。調剤報酬が年々切り下げられていく中で、調剤薬局事務はなくてはならない存在といえるでしょう。仕事を探す上で、給与、通勤時間、人間関係、いろいろと重視する部分があり、どれを重視するかは人それぞれだと思います。

ですが、こと保険薬局に限って言えば、「人間関係」をもっとも重視する方が多いように思います。薬局の業務の中に保険点数の計算がありますが、保険点数の計算を調剤薬局事務にまかせっきりの薬剤師も多い中、それでも薬剤師が立場が上という考えの方がいます。

薬局はいまやコンビニエンスストアよりも多い時代ですから、1店舗あたりの従業員が少ないところが多く、薬剤師と調剤薬局事務の2人というところも少なくありません。そのような中で1日8時間一緒に仕事をするわけですから、人間関係が一番大事になってくると思います。

ギスギスした人間関係ではミスも増えるでしょう。薬局でのミスは健康被害につながるので一大事。給与ももちろん大切ですが、仕事が続かないと意味がないですし、体を壊しては元も子もありません。

調剤薬局での仕事を検討する方がいるなら、まずその薬局に行ってみて、中で働いている人をよく観察してみるのもいいと思います。